サファリの手帖 <マハレ山塊国立公園> [Top Pageに戻る] |
マハレ山塊国立公園 Mahale Mountains National Park (タンザニア西端・タンガニーカ湖畔) 京都大学を中心とした研究者の面々が、 1960年代から観察を続けているチンパンジーの群。 世界第2の深度を誇る淡水湖・タンガニーカ湖畔に広がる豊かな森。 森と湖に育まれて、チンパンジーたちは野生のままに生きています。 それなのに、彼らの人を怖れないことはどうでしょう! マハレ以外では見ることのできない、 野生チンパンジーの生態がそこにあります。 アフリカ徒然草D<マハレとタンガニーカ湖 Since 1985>もご参照下さい。 |
1日目 | アルーシャ空港 又は ウィルソン空港 ⇒ チャーター・セスナ ⇒ マハレ山塊国立公園 | |||||
08:00 | タンザニア<アルーシャ空港>発 | |||||
12:30 | マハレ国立公園飛行場着/専用船「イザベラ」(エンジン付ダウ船・全長40フィート)で昼食をとりながら、湖畔のテント・ロッジに移動。 距離15Km、所要約1時間30分。 | |||||
午後 | 湖を見晴らす砂浜に建つテント・ロッジ着。 テントはベドウィン風の洒落た白布製。 | |||||
※ | 夕暮れまでタンガニーカ湖で水浴・魚釣り(入漁料$50要)、バードウォッチングなど、自然のままの環境をお楽しみ下さい。 | |||||
19:30 | ロッジにて夕食 (天候が許せば砂浜でバーベキュー) | |||||
2日目 | マハレ山塊国立公園 滞在 | |||||
偵察隊の無線連絡を待って<チンパンジー・トラッキング>へ。 30分足らずで出会うこともあれば、午前中いっぱいかかることも……
人と同様な心を持ったチンプたち――長時間、大勢に観察されることには馴染めません。 |
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12:30 | ロッジ又はダウ船上にて昼食。 | |||||
午後 | タンガニーカ湖で魚釣り(入漁料$50要)、シュノーケリング。小型ボートで湖上散歩、公園外の漁村訪問。又は、チンプ以外の小動物・野鳥を探して森歩きなど、ご自由にお楽しみ下さい。ロッジ所属ガイドがご案内します。 ※ここの釣りには<ルアー>を使います。陸から投げても釣れますが、やはり、ボートでポイントへ出向くほうが大型(3〜5Kgモノ!)の釣果が期待できます。 ※シュノーケリングでは、観賞魚として日本でも名高い「シクリッド」(カワスズメ科)の魚たちが豊富に見られます。多種多様の魚が一つの生息環境を分け合って群生している有様は、大変に興味深い眺めです。 また、この湖は寄生虫の類も極端に少なく、水質も水道水並みの清潔さですから安心して泳げます。 ※湖上散策ではカバに出合えるかも知れません。漁村では、ダガー(淡水産イワシ)の日干し作業や、漁火漁に備える漁師たちが忙しく立ち働いていることでしょう(満月をはさむ数日は休漁)。 ※マハレの森にはアカオザル、ヒヒを始め9種類の霊長類が棲息しています。哺乳類ではブッシュバック、ダイカーなどのレイヨウ類も時折顔を出し、イボイノシシの家族連れが揃って草の根を掘り返しているのに出くわします。野鳥の豊富さは言うまでもなく、これらを観察しながらの森の散策も楽しめます。 |
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19:30 | ロッジにて夕食。(湖が穏やかなら湖上に船を浮かべてキャンドル・リット・ディナー) | |||||
3日目 | マハレ山塊国立公園 滞在 | |||||
※ | 2日目に同じ。 | |||||
4日目 | マハレ山塊国立公園 ⇒ チャーター・セスナ機 ⇒ アルーシャ空港 など | |||||
朝食を早めに済ませ、ランチ・ボックスを持参してボートで飛行場へ。 | ||||||
アルーシャ空港まで4時間のフライト。 ウィルソン空港、セレンゲティー国立公園など、規定の追加料金で目的地は変更できます。 | ||||||
※機体サイズから、手荷物はお1人様12.5Kg迄、とさせていただきます。 ※マハレ山塊国立公園では12歳以下のチンパンジー観察は禁止されています。 しかし、テントロッジでの宿泊・チンパンジー観察以外には規制がありません。大人がチンパンジー観察に出ている間、お子さんたちのアクティビティーもロッジには用意されています。 お気軽にご相談下さい。 |
キゴマから水路 |
タンザニア共和国西端、タンガニーカ湖畔の街「キゴマ」からボートで130Km余り南下。所要時間はボートの種類・天候により4時間から数日(!)と、様々。週1本の大型定期船では6時間ほどで最寄りの寄港地「ムガンボ(カトゥンビ)」に着き、そこまで国立公園の小型ボートが迎えてくれる(事前予約要)。カトゥンビから公園までは順調なら2時間程度の移動。小型ボートなので水飛沫を盛大に浴びるし、定期船の都合で深夜過ぎの移動になる。 キゴマから所要4時間のスピード・ボートはチャーター料金$2千程度。 尚、キゴマまではダルエスサラームから定期便週3便(日・水・金)が運航されている。(下表参照) |
空 路 | マハレ国立公園飛行場は公園外、湖岸の平地に作られた全長750mの滑走路。 ここまでの定期便はないので、小型機をチャーターする。飛行場から公園本部までは約5km。キャンプサイトや自炊式ゲストハウス、京大リサーチ・センター最寄のカシハ浜まで約13Km。 いずれも湖上をボートでの移動になるが、ボートは事前に手配しておく必要がある。 |